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ニューヨーク市警察(NYPD)は27日、勤続24年の男性警官(53)が、ナッソー郡ヒクスビルの自宅で自殺したと発表した。各メディアが報じた。NYPD警官の自殺は今年6人目、6月だけで4人目と異例の多さ。テレンス・モナハン警察長は同日、「助けを求めるのはタブーでもなければ恥ずかしがることでもない。悩みを打ち明けやすい環境を作ることが大切」と話した。
今月5日、クイーンズ区北部司令所の副所長が警察車両内で自殺。翌日にはブルックリン区の司令所の刑事(57)の遺体が同区ベルトパークウェー近くで発見、自殺と断定された。14日にはスタテン島の第121分署に勤める男性警官(29)が自殺。これを受け同日、ジェームズ・オニール本部長は警官の相次ぐ自殺を「メンタルヘルスの危機だ」と懸念、「自殺の連鎖を絶対に繰り返してはならない」との声明を発表していた。
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