クイーンズ区ロングアイランドシティーに9月24日、ハンターズポイント公立図書館がオープンした。ビル・デブラシオ市長をはじめこれまでに1300人以上が同図書館を訪れたが、「利用しずらい」などの批判が出ている。ニュースサイトのゴッサミストが3日、報じた。
4100万ドル(約44億円)と15年間の歳月をかけて完成した同図書館のデザインは、ニューヨークタイムズが、「今世紀に入ってからこれまでに建設されたニューヨークの公共建築物の中では超一流。素晴らしい躍動感」と絶賛するほど評判に。
しかし、館内にエレベーターが設置されているにもかかわらず、玄関ロビーの上に階段で棚田式につながった3階層の小説のセクションにはエレベーターが止まらないため、車椅子の利用者や高齢者などは利用できない。ストローラーを使う家族など、住民の年齢層が比較的低い同地域では、同公立図書館に限らず、「利用しやすさ」に劣る建物が多いとして問題になっている。
米障害者法(ADA)は公共団体に対し同規定の遵守を義務付けており、クイーンズ公立図書館は4日、同セクションにある小説を、館内の別の場所に移動すると発表した。同図書館は、フィンランドのヘルシンキ現代美術館や千葉市の幕張ベイタウン、福岡市のネクサスワールドの建物を設計したスティーブン・ホール建築事務所が設計。
ハンターズポイント図書館が開業 「利用しずらい」と批判の声
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