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2019年にニューヨーク市内で観測された未確認飛行物体(UFO)の情報提供数が35件に上り、前年の12件と比べて激増している。UFOの目撃情報の調査を実施する、米未確認飛行物体報告センター(NURC)の報告書を基にニューヨークポストが4日、報じた。
市内で最も多く目撃されたのはマンハッタン区とクイーンズ区で各12件。次いでブルックリン区で8件、スタテン島で2件、ブロンクス区で1件だった。
市内各地で目撃されたUFOは、「銀色で葉巻の形をした宇宙船」「薄い緑色の円盤」などと、色も形状もさまざま。情報提供者の1人、ブルックリン区在住のキャサリン・コッヘル・キングさんは、自身のフェイスブックに10月20日、オレンジ色に光る飛行物体がボールが弾むように動く姿を捉えた動画を投稿。「深夜に同じもの見た人はいませんか?」と問いかけた。また、同区在住の別の男性は9月20日、「飛行物体が上空を驚くべきスピードで移動していった」と同センターに通報した。
NURCの調査から、昨年のニューヨーク州全体の目撃情報は2018年の108件から52%増え、164件に増えていたことも判明している。
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