RELATED POST
ニューヨーク市警察(NYPD)のダーモット・シェイ本部長は19日、DNAサンプルに関する規則を見直すと発表した。刑事事件におけるDNAサンプルの採取と使用に関する透明性と公平性を高め、コミュニティーとの信頼関係を構築することが目的。ウォール・ストリート・ジャーナルが20日、報じた。
NYPDはまず、犯罪現場で採取され、検視局で保管されている約8万2000件のDNAサンプルのデータベース「ローカルDNAインデックスシステム」の監査を実施する。2年以上前に採取されたサンプルで、継続中の事件や有罪判決に関連していないものは削除の対象となる。
インデックスからDNAサンプルを削除する方法も簡素化。DNAサンプルの削除にはこれまで、裁判所命令が必要だったが、 DNA関連の刑事事件で無罪になった者は、その証拠と共に処分を申請すれば、インデックスからDNAサンプルを削除できる。
未成年者からのDNAサンプルの採取は、重罪、性犯罪、銃器犯罪、憎悪犯罪の場合にのみ可能とする。未成年者がDNAサンプルの採取に合意した場合は、保護者にその旨を通知し、保護者が採取に反対できることを保証する。
DNAサンプルの採取に関する同意書類も更新され、DNAサンプルの提供を拒否できること、また将来の使用のためにDNAサンプルがインデックスに保存される可能性があることが明記される。
NYPDの捜査で昨年、約1550のDNAサンプルが事件解決に貢献したという。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








