RELATED POST
先月から始動した医療保険制度改革(通称:オバマケア)だが、保険適用後に増加する患者数に対し、医師の数が圧倒的に足りなくなることを懸念する声が上がっている。
米大手テレビ局CBSは4日、ニューヨーク大学医学部のスティーブン・ラム教授へのインタビューを放送。この中で同教授は、「オバマケアの施行により患者が大幅に増える一方、医師の数は減少している。このまま保険の適用が行われると、需要過多に陥る恐れがある」と指摘した。
ラム教授は、保険適用後に予想される状況を「クリスマスの買い物のようなもの」と表現し、「すべての人が医療サービスを同時に求め、医師にとっては厳しい状況になる」と語った。
現時点で、米国で不足している医師の数は2万人と言われている。これに加え、保険対象の拡大や人口増加の影響により、2025年までにさらに5万2000千人の医師が必要になると予想されている。
しかし、保険適用後にもっとも需要が増えると考えられるのが一次診療(プライマリケア)医だが、米国で新たに医師になる人のうち、一次診療を選ぶ人はわずか20%というのが現状だ。
さらに、全米の医師の約半数が50歳以上であるため、今後、医師の数が激減することも予想される。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








