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2月27日付の医学誌アメリカン・ジャーナル・オブ・プリベンティブ・メディシンによると、不景気が続いた2005年から10年の間に、40~64歳までの年齢層でもっとも自殺が急増していたという。同調査は、全国変死報告制度から集めた自殺に関する情報や遺書などを基に、ニュージャージー在住の2人の調査員により行われた。
自殺と不景気の関係について長期にわたり観察が続けられてきたが、最新の同調査では、自殺者のまわりで起きたそれぞれの事情についてより詳しく考察した。
自殺の主原因の5つの内、4つにうつ病などの根本的な精神衛生上の問題が絡んでいるというが、一般的に考えられるよりも、金銭が絡んだ挫折がより自殺の引き金になるという。
同年齢層に自殺が多い原因として、①不景気の間、50~64歳の年齢層の給料の減額が27%ともっとも大幅だったこと。若い労働者の減額率は22%だった②職を失った場合、再就職が困難であるため③同年齢層はローンをかかえた自宅所有者が多いこと④株暴落の損の穴埋めをするだけの退職金を貯める時間がないこと⑤子どもの大学の学費が必要な年齢であること―が挙げられている。
同期間、40~64歳までの男性の自殺者の数は、女性の3倍だった。この理由として、同年齢層の男性は一家の大黒柱であり、家族を養う責任が大きなストレスとなるためと考えられる。
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