米国最古のアポセカリー「C.O.Bigelow」


 1838年の創業以来、マンハッタンのグリニッジ・ビレッジにあるシー・オー・ビゲロウは米国でもっとも歴史あるアポセカリー(調剤薬局)だ。医学博士のドクター・ハンターが創業し、1880年にクラレンス・O・ビゲロウ氏が受け継いだ際に名称を現在の「C.O.Bigelow」と変更した。
 店内には、薬から化粧品まで様々なブランドがひしめき合っており、目移りしてしまうほど。また、デザインがユニークなものも多く、ちょっとしたギフトにも喜ばれそうだ。しかし、せっかくなら同店のオリジナル商品を手に取りたい。

洗練されたプロダクトデザイン、ソーホー・グランドをはじめとしたNYのブティックホテルではアメニティグッズとして取り扱いがある


 男女兼用で人気があり、これから暖かくなってくる季節にピッタリなのが、フレッシュなローズマリーに爽やかなミントが香るボディーローションの「ローズマリー」(10oz/14ドル)。保湿もばっちりできて、角質やエイジングケアにも効果がある。透き通るグリーンのルックスが涼しげで、天然のミントオイルが香るボディウォッシュ「メンタ・ビタミン」(295mL/12ドル)。細かいスクラブがクリーミーに泡立ち、優しく洗い上げてくれる。石鹸派には、バーソープ「メンタ」(198g/7.50ドル)を。同ブランドのリップバームは日本でも人気だが、保湿効果に優れた、ほんのり色づくリップグロス「リップティント」もおすすめ。特に天然ミントオイルが配合されたシリーズ(14g/各7.50ドル)は一度使ってみる価値あり。
 日本でも購入可能だが、ニューヨークで買う方が断然お得。時を超えて愛されるプロダクトをお気に入りに加えてみては。

C.O. Bigelow Chemists
月〜金: 午前7時半〜午後9時、土: 午前8時半〜午後7時、日: 午前8時半〜午後5時半
414 6th Ave (bet 8th & 9th St)
www.bigelowchemists.com