【17日付ニューヨークタイムズ】マンハッタン区の連邦地方裁判所の陪審は17日、収賄および恐喝、共謀罪など8罪で起訴されていたニューヨーク州上院議会元院内総務ディーン・G・スケロス被告(共和)の再審裁判で、同被告に有罪の評決を言い渡した。
スケロス被告の起訴内容は、2010年に同州上院議会院内総務に就任した後、企業に有利な法案成立を後押しすることと引き換えに、息子のアダム・スケロス被告=収賄罪などで起訴=の口座に賄賂を送金するよう、複数の事業経営者らに圧力をかけていたというもの。検察によると、「送金を行わなければ法案は成立させない」などと脅迫していたといい、受け取った金額は約30万ドル(約3380万円)に上るという。アダム被告も今回、有罪の評決が下されている。
両被告は2015年、今回と同じ罪で有罪判決を受け、スケロス被告に懲役5年、アダム被告に懲役6年半の実刑判決が下されていた。しかし昨年、政治家による汚職の定義を踏まえた控訴審で有罪判決が覆され、再審となっていた。再審では、スケロス被告は被告人質問のために3日間にわたり証言台に立ち新たな証言をしたが、それ以外の証言はほぼ前回の裁判と変わらなかった。両被告への量刑言い渡しは10月24日。
スケロス被告に2度目の有罪 収賄罪など、親子そろって汚職
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