都市における交通問題などをデータから解析し、その解決を図るベンチャー企業が新技術を実演するイベント、「ザ・サーキュラー・シティー」が7日、ブルックリン区のネイビーヤードで行われた。主催は、ハイテク企業100社や起業家600人で構成する会員制組織ニューラボ。地元紙amニューヨークが10日、伝えた。
独自に開発したセンサーを信号機に取り付けて同区フルトン通りの人の流れを緑の線でモニターに映し出したのはニューミナ社。同社の最高経営責任者(CEO)のタラ・パム氏は同紙の取材に、「歩道を走る自転車や赤信号で車道を横断する歩行者がいかに多いかが一目瞭然だ」と説明。赤い四角形で車両を表示するが、一般車両の他、トラックやバスも区別して表示可能だという。モニターを指差しながら、「車の80%がフラットブッシュ街から流れ込んでいることが分かる」とパム氏。同センサーは6カ月間で2400万の物体を識別するそうだ。
測域センサーやカメラ、GPSなどから得られる画像や位置情報を基に、障害物を避けながら決められた目的地を目指す自律走行車向けに、ニューヨーク市の高精細度地図を作成したのはカルメラ社。同紙によると、車に搭載する同社開発のセンサーはミリ単位の精度で道路上の車や歩行者、障害物を素早く察知するという。同社の新規ビジネス開発担当部長のジェシー・ラザラス氏は、「ニューヨーク市の交通事故死ゼロの目標達成にも役立つはず」と自信満々の様子。同社は今年1月、同技術でトヨタ自動車とも提携したという。
都市交通のベンチャー企業が集結 交通事故死ゼロに貢献か
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