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ニュージャージー州のニューアーク市警察は19日、同市西地区のアパートの押し入れからミイラ化した遺体を発見した。エセックス郡検事局はアパートの住人、ロバート・ウィリアムズ被告(53)を死体損壊などの罪で起訴。被告は「宗教的な儀式のために購入した」と話しているという。ニューヨークタイムズが20日、報じた。
同紙によると、警察はこの日、ウィリアムズ被告に性的虐待を受けたという少年(13)の父親から通報を受け、被告の自宅を捜索。押し入れからプラスチック製の容器に入った遺体、胸郭に付いた脊髄、袋入りの骨を発見した。見つかった体の部位は全て、同じ人物のものとみられ、身元の解明を進めている。寝室内では祭壇も見つかった。
被告はこの少年に昨年から繰り返し性的虐待を加えたとして、性的暴行や子どもの福祉を危険にさらしたなどの罪にも問われている。同紙は、少年への性的虐待と見つかった遺体との関連は明らかにされていないと報じている。
同紙によると近くの住民はここ数週間にわたり周辺で異臭が漂っていたと話す。被告と同じアパートに住む女性は同紙に、7月ごろから臭いがするようになったと話した。
同市では2002年、墓を掘り返し、遺体を盗む事件が連続して発生。主に中米で信仰される宗教「サンテリア」に関係するとみられている。

「サンテリア」式の祭壇(photo: Susanne Bollinger)
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