Gulliver USA 車の豆知識 第89回 タイヤの警告灯が点いた

タイヤ・プレッシャー・センサー
 朝晩がずいぶんと冷え込んでまいりました。これから冬にかけて、タイヤの空気圧不足を知らせるタイヤ・プレッシャー・センサーと呼ばれる警告灯が点きやすくなることをご存知でしょうか。
 「タイヤ・プレッシャー・センサーって何?」と首をかしげる人も多いと思いますので、簡単に補足します。タイヤ・プレッシャー・センサーは、運転席にあるメーターパネル内に内蔵されており、タイヤの空気圧異常を感知すると点灯します。アルファベットのUの形をしたタイヤの絵に「!」のマークが付いたオレンジ色のサインが点灯します。
 なぜ冬に点灯しやすくなるかというと、気温が摂氏5度以下に下がるにつれてタイヤの空気圧は1気圧ほど下がるからなのです。仮に温暖な季節に入れた空気がタイヤに残っていると、外気との温度差からタイヤ内の空気圧が減少します。そうすると、センサーが空気圧の減少を感じ取って警告灯を点灯させるのです。
 「よかった! パンクじゃないんだ」と安心する人も多いようですが、空気圧が減ると、パンクの原因になったりタイヤの磨耗が不均一になったりしますので、早めに対処することをお勧めします。
 ガリバーNY店でもタイヤの空気圧をチェックできますので、お気軽にお立ち寄りください。

スタッドレスタイヤ
 ニューヨークの冬はとても寒いので、冬は車にスタッドレスタイヤを履かせたほうが良いのではないかという問い合わせがたくさんあります。
 スタッドレスタイヤは、雪や凍結した路面には強いのですが、雨天時や乾いた道路にはあまり適していません。また、タイヤが柔らかく、アスファルトの上での減りも早いので、除雪が定期的に行われている地域にお住まいなら、雪道でも雨天時でも晴れでも平均的な適正を期待できるオールシーズンタイヤが無難でしょう。オールシーズンタイヤは、タイヤの側面に「M+S」と書かれています。もしくは、タイヤの溝の種類でも判別が可能です。
 自然現象は私たち人間が予測もしないような事態を引き起こします。これは危険だなと感じた場合は、タイヤの性能にのみ頼らず、安全運転を心掛けましょう。外出自体を控えるのも安全策の1つです。
 ハロウィーンが終わると、晩秋からいっきに冬に突入します。今年の冬も安全運転で!


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