シティーベーカリー、閉店の危機 姉妹店の店舗拡大が原因か

 「ニューヨークで一番おいしいホットチョコレートを出す店」といわれるマンハッタン区ユニオンスクエアのカフェ、シティーベーカリーが閉店の危機に瀕している。ニューヨークポストが11日、報じた。
 同店は1990年開業。2ドル(約220円)で自家製の濃厚なホットチョコが飲めるだけでなく、ペイストリー類もおいしいとの評判だ。しかし10日、同店のインスタグラムに「完全に閉店する可能性が高い」「失敗がいくつか重なり、そのつけが回ってきた」との投稿が。それでも、「店を維持できない場合は、卸売りやケータリングに特化するなど生き残りを模索する」と決意表明のようなコメントも投稿されている。 
 閉店の原因について同紙は、姉妹店のバードバス・グリーン・ベーカリーをマンハッタン区内に次々とオープンし、店舗網を拡張しすぎたためと推測している。

シティベーカリーのインスタグラム(citybakerydaily)より

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