CUNY、コロナ禍で9500万ドルの予算減 公共機関も82億ドル削減の可能性

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ニューヨーク州で大幅な支出削減が求められている中、ニューヨーク市立大学(CUNY)も、予算削減に直面している。ゴッサミストが7日、報じた。
 同州は、新型コロナウイルスの影響による推定133億ドル(約1兆4260億円)の収益損失に直面しているため、クオモ知事は現在、今後の支出を101億ドル(約1兆875億円)削減する計画をまとめている。
 これにより、地方自治体は82億ドル(約8826億円)の削減を強いられる可能性があり、CUNYや同州立大学(SUNY)などの教育機関から公共交通機関、社会福祉サービスまで、さまざまな公共機関の予算削減が迫られる予定。州の教職員組合、プロフェッショナル・スタッフ・コングレスに配られたCUNYの予算表によると、同校では、最大9530万ドル(約103億円)の削減が見込まれている。
 CUNYのブルックリン校ではすでに、予算を25%削減したカリキュラムの実施を予定しているという。学校や公共機関の資金調達策として、富裕層への課税を求める声も上がったが、クオモ政権は、「公衆衛生危機の真っ只中であるため、増税の時期ではない」と、この案を否定している。
 CUNYは、予算削減によって授業の質が低下することを防ぐため、連邦刺激策の一環であるCARES法を通じていくらかの資金を受給したという。しかし同資金では足りないため、CUNYは連邦政府に対し、同校や州の教育機関に、より多くの支援金を給付するよう求めているという。

CUNY資金団体(@CUNYRising)のツイッターより

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