ブロードウェイ再開 終わらぬスタンディングオベーション

 

 

ブロードウェイ再開

終わらぬスタンディングオベーション

 

14日、ニューヨーク市の公式ツイッター(@nycgov)より

 

 ニューヨーク市で14日、ブロードウェイ・ミュージカルが再開した。コロナ蔓延で幕を閉じてから18カ月。ワクチン接種済みでマスク着用の観客はスタンディングオベーションを繰り返し、長かった「幕間の休憩時間」はやっと終わりを告げた。15日付ニューヨークポストが伝えた。

 「ハミルトン」を上演するリチャード・ロジャース劇場では、幕が上がる前に脚本・作詞・作曲を担当したリン=マニュエル・ミランダさんが「初演までに6年かかった。再開までに6年を要さなかったのは幸いだ」と挨拶すると、観客は惜しみない拍手を送った。

 「今回、ライブ上演が出来なくなることもあるということを思い知った」とも話した。幕が上がると、各俳優にも拍手。ハミルトンを演じるミゲル・セルバンテスさんにへのスタンディング・オベーションは3分間続いた。

 ガーシュイン劇場では「ウィキッド」が再開。グリンダ役のクリスティン・チェノウェスさんが原作「オズの魔法使い」の名セリフ「わが家にまさる所はない」の一言を加え、観客を沸かせていた。ミンスコフ劇場では「ライオンキング」の演出家、ジュリー・テイモアさんが「今日の大スターは観客」と語り、「劇場はニューヨーク市の血であり魂だ。生き返る時が来た」と宣言した。

 


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