ブルックリン橋の自転車数、倍増 専用レーン設置で

 

 

ブルックリン橋の自転車数、倍増

専用レーン設置で

 

ブルックリンブリッジを自転車で通行する人々=2020年

 

 イーストリバーに架かるブルックリン橋に9月半ば、新たに自転車専用レーンが設置されたことを受け、橋を利用するサイクリストの数が倍増した。運輸局(DOT)のデータによると、両面通行となった自転車専用レーンの10月の1日平均利用者数は4206人。昨年同時期の2239人から大幅に増えた。ゴッサミストが9日、報じた。

 隣接するマンハッタン橋、ウィリアムズバーグ橋の利用者の数には、変化はなかった。新たな自転車専用レーンが、既存のサイクリストを魅了したことのみならず、より多くのニューヨーカーに向け自転車の利用を促したことを示唆している。サイクリング支持者らは、観光客で溢れるブルックリン橋の悲惨な状況緩和を目指し、専用レーンを設置するよう長期にわたり呼びかけていた。拒否していたデブラシオ市長は新型コロナウイルスのパンデミック初期に自転車利用者が急増したことを踏まえ、考えを改めた。

 地下鉄に利用客が戻ったことなどを理由に、自転車ブームも落ちつきを見せ始めている。ただ、ブルックリンとマンハッタン両橋の合計利用者は、過去2カ月間で最多を記録している。DOTよれば、ピーク時には1時間に500人がブルックリン橋の自転車専用レーンを利用しているという。

 


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