サニーサイドにバラの大壁画 地域の貢献者を追悼

 

 

サニーサイドにバラの大壁画

地域の貢献者を追悼

 

 

 クイーンズ区サニーサイドにバラをモチーフにした大きな壁画が完成した。サニーサイド・ポストが3日、報じた。

 今年3月に78歳で亡くなったローズ・ウェイナーさんを追悼するこの壁画は、長さ6フィート、建物1階分の高さで、グリーンポイントアベニューと43丁目の角にある。色とりどりの6輪のバラとマンハッタンの街並みが描かれている。壁画にはローズさんの名前も入っている。ローズさんはこの場所でハードウエアショップ「ネルソンズ」を数十年にわたって経営していたアーティー・ウェイナーさんの妻。夫婦連れ添って50年になる。ネルソンズは2008年に閉店し、その後は建物を貸している。アーティーさんは地域の商工会議所の財務担当役員でもある。

 制作したのは同区アストリア出身の著名なグラフィティアーティスト、ロジャー・スミスさん。「素晴らしい出来栄えだ」と夫のアーティーさん。ローズさんは「花が大好きで家にはいつも花があった。都会の街並みも好きだった」と目を細める。商工会議所の役員で夫婦をよく知るジョン・フォークトさんは「いろいろなイベントにボランティアとして参加し、地域の発展に貢献したローズさんに対する献花となるだけでなく、この街に華を添えてくれる」と話している。

 


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