理事長
ロナ・ティソン
あけましておめでとうございます
ニューヨーク日本食レストラン協会を代表して皆様が素晴らしいホリデーシーズンを過ごされ、お健やかに2023年の新年をお迎えになられる事を祈念申し上げます。
私共はニューヨークの発展にとり不可欠で重要な役割を担い、常に世界水準のお料理と「おもてなし」を提供し続ける日本食レストラン・コミュニティーに対する皆様のご支援とご厚情に感謝申し上げます。
ユネスコにも貴重な文化財として認められている伝統的な日本の「和食」、それに付随する歴史や機微への評価や要望が昨今、益々高まっている事に改めて感嘆すると共に大変嬉しく感じております。
ニューヨークの日本食レストランは、食材供給や流通を担う方々、高い技能を有するシェフ、そしてレストラン従事者の方々の不断の努力に裏打ちされ、進化し続けており、皆様を京都や東京にある最高峰を極めた和食と引けを取らない世界にも誘う事が出来ます。また、豊洲から取り寄せた鮮魚で握る「おまかせ寿司」から始まり、熱々のラーメンやカレーに至るまで幅広いジャンルで皆様をお迎え出来ている事にも誇りを感じております。
今年、弊協会は500年の歴史を誇る日本の焼酎を、ビールやワインと同じようなソフト・リカー・ライセンスで販売できるようにニューヨーク州の法律を改正する事に成功致しました。今や焼酎の人気は日本酒や味噌、醤油、緑茶や美味しい和牛にも肩を並べるほどとなっております。また、今年は多くの日本食レストランが和食の発酵食品の特別キャンペーンに参加するとともに、日本酒や焼酎の試飲会も実施致しました。
引き続き2023年も日本食レストランが美味しく、思い出に残る沢山の新しいお料理をご用意して、皆様への「おもてなし」が続けられる様に弊協会として少しでも貢献出来たらと切に願う次第です。
ご家族も含めて皆様の迎え来る新年のご多幸とご繁栄、そして何よりも益々のご健勝を祈念申し上げます。
