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14歳少年、自殺予防の非営利団体設立
バスケ大会通じて、資金集める

ニューヨーク州ロングアイランドに住むハロルド・テラーさん(14)が、バスケットボール大会の開催を通じて数千ドルを集め、自殺予防を掲げる非営利団体「ハロルドズ・フープス・フォー・ホープ」を設立した。
テラーさんはパンデミック時に、同年代の子どもたちが精神的影響を受けていることに気付いたという。インタビューで「メンタルヘルスに苦しんでいる人たちをたくさん知っていた。彼らの力になりたいと思った」と強調。コロナ禍では、友人たちとビデオチャットを使って 「HORSE」というバスケットボールのゲームで遊び、「繋がり」や「気分を良くさせる」よう努めた。実際、バーチャルであっても、彼らの気分を高めるのに役立ったという。
コロナ後の2023年3月、テラーさんはスポンサーを探し、3on3バスケットボール大会の開催にこぎ着けた。約150人の子どもから募った参加費を、米自殺予防財団(AFSP)に寄付した。2回目の今年の大会では、1万3千ドルを集めた。テラーさんの両親は「息子はとても成長した。彼を誇りに思う」などと口を揃えている。第3回大会は、来年3月下旬に開催予定だ。(18日、FOXニュース)
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