2025年も、おいしく思い出に残る料理をご用意いたします　ニューヨーク日本食レストラン協会　理事長　佐藤 隆

ニューヨークレストラン協会を代表して、皆さまが素晴らしいホリデーシーズンを過ごされ、健やかに2025年の新年をお迎えになられることを祈念申し上げます。

私どもはニューヨークおよび全米の発展に不可欠で重要な役割を担い、常に世界基準の料理とおもてなしを提供し続ける日本食レストランコミュニティーに対する皆様のご支援とご厚情に感謝申し上げます。

2013年にユネスコに文化財として認定された伝統的な日本の和食。24年には日本の伝統的な酒造りも無形文化遺産として登録されるに至り、和食とそれに付随する歴史や機微への評価や要望が昨今、ますます高まっていることに改めて感嘆するとともに大変うれしく感じております。

ニューヨークの日本食レストランは、食材供給や流通を担う方々、高い技術を有するシェフ、そしてレストランで働く方々の不断の努力に裏打ちされ進化し続けており、京都や東京で体験できる最高峰の和食に匹敵する世界に、皆様を誘うことができます。

コロナの混乱は既に収まったものの、インフレーションは引き続きさまざまなシーンで影響を与え、雇用情勢も不透明です。引き続き2025年も日本食レストランがおいしく、思い出に残るたくさんの新しい料理をご用意して、おもてなしが続けられるように弊協会としても少しでも貢献できたらと切に願う次第です。

ご家族も含めて皆様が迎える新年のご多幸とご繁栄、そして何よりもますますのご健勝をご祈念申し上げます。