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飛行機内に液体を持ち込むには容量制限などがありミニボトルに移し替えたりと面倒だが、フルサイズでの持ち込みが許可されている品目があることについては、意外と知られていない。米運輸保安局(TSA)の保安検査でひっかかる心配もなく、機内持ち込みが可能な液体11品目のリストを、14日付のシークレットNYCが紹介している。

TSA承認済みの11品目は次の通り。①生きた魚 ②処方薬(ジェル、エアロゾル、液体)③氷、ジェル、冷凍パック(薬品の保冷用)④生卵 ⑤乳児用ミルク ⑥乳幼児用飲食物 ⑦生物標本(保存液に浸した非感染性のもの)⑧免税店で購入した物品 ⑨湿電池(液漏れのないもの)⑩乳児用液体入り歯固め ⑪市販薬。
生きた魚や生卵が液体にカテゴライズされ、さらに機内に持ち込めることは衝撃的だ。液体以外では、鹿の角、人工骨格、固形チーズ、ボーリングのボールなどといった奇妙な品目も、持ち込みが許可されている。
なお、上記11品目以外の液体については、「100ミリリットル以下の容器に入れ、1リットル以下のジッパー付き透明ビニール袋に入れる」という“311ルール”が適用される。TSAは現在、最新のX線スキャナーやCTスキャナーの試験運用や導入など、検査プロセスの改善に取り組んでおり、いずれは3-1-1ルールが廃止される可能性もある。
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