トランプ大統領と次期ニューヨーク市長のゾーラン・マムダニ氏が21日午後、ホワイトハウスで会談。トランプ氏は、次期市長と共通認識を見出したと述べた。ニューヨークタイムズが同日、伝えた。

激しい非難合戦が繰り広げられた市長選期間中、互いに「共産主義者」「専制君主」とのレッテルを貼り合っていた両者は驚くべき転換を見せ、相手の話をうなずきながら聞き、互いに支持を示すように微笑み合った。ただし、両者の最も対立する立場を浮き彫りにする可能性のある質問は回避した。
トランプ氏の隣に立ったマムダニ氏は会談を「実りあるもの」と評し、ニューヨークの生活改善に向け大統領との協力を期待すると述べた。この会談の結果、今後数カ月の両者の関係は、アメリカ最大の都市にとって極めて重大な意味を持つ可能性がある。「私が思っていた以上に多くの点で意見が一致している」とトランプ氏。公の場での姿勢は大統領にとって大きな変化だが、トランプ氏はここ数週間、私的にマムダニ氏を称賛していた。
マムダニ氏は、互いの対立する見解について明確に認識し合っていると認め、会談では意見の相違ではなく、ニューヨーク市民に奉仕するという「共通の目的」に焦点を当てたと述べた。トランプ氏はマムダニ氏にとって「大きな助け」になると述べ、マムダニ氏が統治する都市での生活に不安はないかと問われると「絶対に」と答えた。
トランプ氏はまた、ニューヨーク州選出のエリゼ・ステファニック下院議員(共和)によるマムダニ氏評ージハード主義テロリストの支持者ーを否定。マムダニ氏を「理性的人間」と評した。
民主党員で民主社会主義者のマムダニ氏は、トランプ氏を民主主義への脅威と位置付け「自分だけがトランプ氏に立ち向かえる」と主張して市長選に立候補した。トランプ氏はニューヨーク市に州兵を派遣し、数十億ドル規模の連邦資金を削減すると脅しており、来年1月1日の就任式を控え、マムダニ氏がトランプ氏との緊張緩和を図る理由は十分にある。
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