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米運輸保安局(TSA)は年末年始の旅行シーズンを前に、飛行機利用者の迷惑行為に対する取り締まりを強化する方針を示した。セキュリティーチェック(保安検査場)や機内で重大な規則違反を行った乗客には、高額な罰金が科される可能性があるとして注意を呼びかけている。

TSAによると、客室乗務員の指示に従わないなどの迷惑行為を行った乗客は、最大4万5000ドル(約650万円)の罰金を科される可能性がある。12月8日に公式SNSで発表した声明で、「セキュリティーチェックや機内で秩序を乱す行為を行った場合、多額の罰金や刑事責任を問われる可能性がある」と警告。「脅迫行為をしない」「言葉による暴力をしない」「いかなる身体的暴力も許されない」と明記され、乗客に冷静な行動を求めている。
TSAは近年、飛行機内や空港での問題行動を起こす乗客(アンルーリー・パッセンジャー)の報告件数が増加傾向にあると指摘。特に旅行者が増える繁忙期には、保安上のリスクが高まるとして、規則遵守の徹底を強調している。
当局は「安全な空の旅を守るためには、すべての乗客の協力が不可欠だ」として、空港職員や客室乗務員の指示に従うよう改めて呼びかけている。
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