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NY地下鉄、駅・車内の警官増強へ
殺人、突き落としなどの犯罪に対処


ニューヨーク州のホークル知事、ニューヨーク市のアダムズ市長は22日、マンハッタン区のグランド・セントラル・ターミナル駅で記者会見し、地下鉄の駅・ホーム、地下鉄車内を警戒する警察官の数を増強する考えを示した。車内での事件や、線路への突き落としなど犯罪が増えていることを踏まえた措置。ゴッサミストが23日、伝えた。
ホークル氏は「駅ホームと車両で、警察の存在感を高める」と強調。ニューヨーク州都市交通局(MTA)が、ペンステーションやグランド・セントラル・ターミナルなど主要駅の警戒をニューヨーク市警(NYPD)の代わりに担う。これにより、NYPDの警察官が他の駅や車両に配備されることになる。
州は、1日あたり約1200人の警官を増強するとして、時間外勤務手当を支払う方針だ。通勤・通学ラッシュ時には、車内や駅をパトロールするする一方、改札口では料金支払いを免れる利用者の取り締まりも担当する。
今年はこれまで、地下鉄では9件の殺人事件が発生している。NYPDが把握している交通犯罪では、地下鉄に乗る人が少なかった昨年と比べ、約40%増加しているという。年明けには、地下鉄で寝ている人を取り締まったほか、地下鉄のパトロールに警察官を増員した。9月には、MTAが地下鉄の全車両に防犯カメラを設置することを明らかにした。
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