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アダムズ市長の支持率28%
1996年以来最低 移民・予算削減に不満

クイニピアック大学は6日、ニューヨーク市のアダムズ市長の支持率が28%になったとの調査結果を発表した。2月から9ポイント下落し、1996年の調査開始以来、最低の数字となった。
調査は市内有権者1297人を対象に11月30日〜12月4日に実施。民主党支持者の間でも「総合的に評価する」は35%で、「評価しない」の49%を下回った。政策別では、犯罪対策は「評価しない」が60%で、「評価する」は33%。移民およびホームレスへの対応も「評価しない」がそれぞれ66%と72%と高かった。回答者の83%が予算削減により治安や教育に悪影響を及ぶことを懸念していることも判明した。
一方、政治献金疑惑には52%が「アダムズ氏は何らかの違法行為または倫理違反を犯した」と厳しい見方を示した。アダムズ氏は起訴されたわけではなく、本人は関与を否定している。調査に関わった同大学のメアリー・スノー氏は「有権者の多くが市政に不満足。市長の人となりにも疑問符を付けた」とコメントしている。
これに対し、アダムズ氏の広報担当者は「世論調査の数字は当てにならない」と批判。「犯罪は減少。雇用は増加。労働者層には数十億ドルの財政支援。アダムズ市長のリーダーシップの下、市が良くなっているのは明白だ」としている。(6日、ニューヨークポスト)

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