物価高のご時世、節約術を身に付けて生活のダウンサイズを目指そう。7日付ニューヨークタイムズが「身の回りの節約術」を紹介している。

企業や個人向けの持続可能性コンサルタントのアシュリー・パイパーさんは「買い物という蛇口を閉める」ことでお金を節約でき、手入れすべきものが減り、環境にも優しくなると提言。バイパーさんなど専門家が教える節約術は…。
その1、購入をより不便にする=オンラインショップのアカウントからクレジットカード情報を削除し、購入に時間がかかるようにする。立ち上がって財布を取り、クレジットカードを探し、番号を入力するまでにひと息ついて「本当に必要なのか?」と考える時間ができる。さらに店からのEメール、テキスト、プッシュ通知は全てブロックすること。
その2、理想化した未来の自分像に惑わされない=買いたい衝動に駆られたときは「これは今の私の生活に役立つだろうか? 30日以内に使うだろうか?」と問いかけること。「セックス・アンド・ザ・シティー」のキャリー・ブラッドショーに憧れて靴を買ったとしても、ほとんどの場合それは「履くことも、履く機会もない」ものなのだ。 その3、購入の一時停止を試みる=衝動に負けずに、携帯電話のメモアプリなどに欲しいと思った品目を記録する。月末にそのリストを見て、それでも欲しいかどうか自問する。多くの場合、答えはノーだ。購入の一時停止中に、買い物の欲求が出たときの気分も記録しよう。ストレスや悲しみ、不満などが原因になっていることが多い。
その4、借りることでスペースを節約する=たまにしか使わない物はレンタルや借り物を検討しよう。Facebook Marketplaceで交換・共有グループがあるか確認したり、Buy Nothing Projectで参加できるグループを見つけるのも一案だ。
編集部のつぶやき
「ひとつ買うなら、ひとつ捨ててから」っていいますよね。「理想化した未来の自分像に惑わされない」この歳になってもついついやってしまいます。耳が痛いな〜。(A.K.)
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