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11日付のニューヨーク・ポストによると、ニューヨーク市で過去１年間に有料の橋やトンネルの利用回数がわずかに増加していたことが、ニューヨーク州都市交通局（ＭＴＡ）とニューヨーク・ニュージャージー港湾公社（ＰＡ）の資料により明らかになった。
2015年７月からの１年間に、延べ３億9200万台の車両が市内の有料橋やトンネルを利用しており、昨年同時期と比べ４％増加した。米自動車協会（ＡＡＡ）ニューヨーク支部によると、１億200万回の通行があったジョージ・ワシントン橋の利用が最多で、6400万回のロバート・Ｆ・ケネディー橋（旧トライボロー橋）、4500万回のホワイトストーン橋がこれに続いた。
利用回数の増加が最も顕著だったのはホワイトストーン橋で、工事が行われていたにもかかわらず13％増加していた。昨年よりおよそ100万回増えて９％の増加となったゴーサルズ橋がこれに続くが、同橋に近いバイヨン橋の工事による閉鎖で交通量が28％減少していたことが影響したと考えられる。
ＡＡＡは、ガソリン価格の低下と市で車両の登録が急増したことが、橋とトンネル利用の増加につながっているものとみている。
イースト川にかかる、正式名称「ブロンクス・ホワイトストーン」橋 （photo: Dan DeLuca）
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