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22日付のメトロ・ニューヨークによると、このほど改装工事が終了したニューヨーク市立図書館に、最新の技術を駆使した「ブックトレイン」が導入され、書籍の検索がより便利になったという。
10月5日から一般利用が可能になる同図書館本館の3階に、隣り合わせて位置するローズメイン・リーディングルームおよびビルブラスパブリック・カタログルームの改装に伴い、その西側、ブライアントパーク地下の新しい資料庫にも最新技術を駆使した設備を導入した。ニュージャージー州のテレダイナミック社が開発した画期的な運搬システムは、430万種の資料が保管されている、2300万ドル(約23億1千万円)をかけた新施設の1つだ。
24台の小型コンテナがレールの上を走るブックトレインは、1つのコンテナに30ポンド(約13.6キログラム)の書籍や資料を入れることができ、縦横だけでなく、上下にもスムーズに移動して、中身が落ちることがないよう設計されている。コンテナは毎分75フィート(毎分約23メートル)のスピードで走り、取り寄せに要する時間はおよそ5分。書籍や資料がこれまでより早く手元に届くとあって、注目度が高い。
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