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27日付のDNAインフォによると、2015年に発生したマンハッタン区イーストビレッジのガス爆発事故跡地で、長らく空き地となっていた土地の1区画の売却が決定したことが同日、明らかになった。
同年3月26日に起きた事故で、3棟のビルが倒壊し、2人の死者と多数の負傷者を出したこの事故後、ビルが取り壊された跡地はさら地のまま約1年半放置されており、事故の惨劇を物語っていた。このほど1区画の売却が決まったことで、周辺住民らは新たな建物ができて周辺の景色が生まれ変わることに期待を寄せているという。
売却が決まった同区2番街123番地は、所有者のジョージ・パスターナック氏が今年3月に970万ドル(約9億8300万円)で売りに出していたが、今回これを大幅に下回る600万ドル(約6億800万円)で買い手がついた。今後の計画については今のところ発表されていないが、賃貸住宅や商業施設になる可能性があるという。
爆発事故は、このビルの隣に建っていたビルでの違法なガス管の接続が原因で発生しており、ビルの所有者のマリア・フリネンコ被告ら計5人が、過失致死などの罪で逮捕されている。
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