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9日付のエーエム・ニューヨークによると、ニューヨーク市選挙管理委員会(BOE)は同日、8日に行われた米大統領選の投票状況を発表した。市では約250万人の市民が投票して、投票率は55.98%だったことが分かった。
BOEによると、今回投票した人の数は、2012年の前回の選挙より5万8千人ほど増えたものの、投票率としては3%減少したという。
また、今回の投票結果は、市全体では民主党のヒラリー・クリントン氏が79%の票を獲得し、共和党のドナルド・トランプ氏の19%と比べ、圧倒的な差を付けた。一方、唯一スタテン島では逆転しており、トランプ氏が過半数の57%を獲得して、クリントン氏は40%だった。クリントン氏の得票率が最も高かったのは、ブロンクス区の88%で、マンハッタン区の86%を上回った。
投票動向を調査する団体の統計によると、市の投票率は全米平均の55.6%とほぼ同じだったが、ニューヨーク州の投票率62.39%を下回っていたことが分かっている。市内の行政区別では、マンハッタン区の投票率が60.89%と最も高く、最も低かったのは52.37%のブロンクス区だった。
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