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3日付のCBSニューヨークによると、マンハッタン区高位裁判所は同日、2015年にニューヨーク市警察(NYPD)の警官を殺害した男に、仮釈放の可能性のない終身刑を言い渡した。
NYPDのランドルフ・ホルダー・ジュニア巡査=当時(33)=は同年10月、同僚の巡査とともに同区イーストハーレムの路上で、盗難自転車に乗っていたタイロン・ハワード元被告(32)を呼び止めようと近付いた。元被告が走って逃げ出したため追い掛けたところ、頭部を拳銃で撃たれ死亡した。元被告は殺人、強盗、武器の不法所持などで起訴され、先月、有罪判決が下されていた。元被告は13歳から犯罪歴があり、過去に6件の重犯罪で有罪判決を受けている。
量刑言い渡しに先立ち、同巡査の父親で元警官のランドルフ・ホルダー・シニアさんは元被告と話す機会を与えられ、元被告を「悪党」と呼び、「息子は死んだのに、犯人はまだ生き続けている」と怒りをあらわにした。巡査慈善協会のパトリック・リンチ代表は同日の記者会見で、最高刑が科されたことに対し判事に感謝の意を述べた。
同巡査の葬儀で、ビル・ブラットンNYPD前本部長は、殉職した同巡査を刑事へと昇進させている。

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