2017年6月6日 NEWS DAILY CONTENTS

線路に落ちた男性を救助 バレエダンサー、鍛えた技でお手柄

 【4日付ニューヨークタイムズ】3日、マンハッタン区の地下鉄線路に落ちた男性(58)を、バレエダンサーが救助した。
 ゲリー・デイビスさん(31)はアメリカン・バレエ・シアターの団員。妻のカサンドラ・トレナリーさんもバレエダンサーだ。同日午後11時20分ごろ、トレナリーさんの公演が終わって帰宅途中の2人は、アッパーウエストサイドの72丁目駅ホームで男性が線路に落ちるのを目撃した。男性は落ちた拍子に意識を失っていた。デイビスさんはトークンブースまで駆け上がり助けを求めたが、無人だったためホームに戻ったところ「皆叫んでいるだけで、何もしなかった」ため、線路に飛び降りた。デイビスさんはバレエで鍛えた技で男性を抱き上げ、ホームにいた人たちが引き上げた。電車が近付く中、間一髪でホームに帰還した。
 落ちた男性はホームレスで、病院に搬送された。女が男性を突き飛ばしたとの通報を受けて駆け付けたNYPDが72丁目付近で、ブロンクス区在住のキャロリン・マック(23)を暴行容疑で逮捕した。
 デイビスさんは、「ホームがあんなに高いとは思わなかった。幸運なことにダンサーだから足を振り上げてよじ登ることができたんだ。妻が泣いているのを見て初めて、危険だったと気付いた」と話した。

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