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【4日付WNYC】ニューヨーク市の精神衛生ホットラインが予想以上の反響を呼んでいる。昨年10月の開始から利用者は17万人に達し、当初の予想を25%も上回っている。
ビル・デブラシオ市長夫人、シャーレーン・マックレイさんが後押しする同ホットラインは、電話およびテキスト、ウェブサイトのチャットで精神衛生に関する相談を毎日24時間受け付けている。マックレイさんは、「今まで放置されていたニーズに応えている証拠」と述べている。カウンセラー団体、全米カウンセリング協会の会長、ジェラルド・ローソン博士は「電話でもカウンセリングが必要な人を助けることができる」と話す。
相談の13%は、自分や他人に危害を与える恐れがあり、迅速な対応を要求されるもの。40%は長期的な支援の求め、47%は専門医療機関の紹介要請だという。
増加する相談に対応するため、今年2月には専門スタッフを増員。スタッフの1人は、仕事にやりがいを感じるものの、時に非常に難しいケースもあると語る。「要求が自殺の場合は緊張する。最終的には自殺を思いとどまり、しかも別人のように明るくなったが、電話で1時間半も話していた」と仕事の大変さを明かした。

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