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ニューヨークの学校に通う生徒の保護者たちは、膨大な情報であふれ、ときには噂話が飛び交うWhatsAppを使ったグループチャットにうんざりしている。ゴッサミストが20日、伝えた。

多くの学校でパンデミックの間、クラスのチェーンメールに代わりWhatsAppのグループチャットが保護者同士の連絡ツールとして利用されるようになった。WhatsAppのグループは学校と正式には関係なく、1クラス単位から学年全体まで規模は多岐にわたる。中には約1500人の新入生と350人以上の保護者が参加する巨大なグループもある。運動会の日程調整や教師への贈り物の寄付集め、卒業式の段取りの確認など、保護者同士が学校の日常的な事柄に関する情報を共有するフォーラムとして利用するなら有益だが、実際には、テストの成績、生徒同士の問題、教師に関する噂、ときには学校とは無関係な話題が延々と続くこともある。
シラミが発生した学級の生徒の保護者は、保護者グループによる“子どもをシラミから守る方法”についての談義に巻き込まれ、2時間連続で数十回の着信音が鳴り続けた。1日100件を超えるメッセージが投稿されるグループもあるという。保護者が最もストレスを感じるのは、メッセージの量とその内容だ。ほとんどの保護者は、学校や教師からのメール、学校ポータルからの通知で、既に手いっぱいだと嘆く。
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