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ニュージャージー州では21日から、同性愛カップルの婚姻受付を開始した。
同州では、2007年から同性愛カップルの権利を保護するため、シビルユニオン制度を採用していたが、同制度では結婚と同等の権利が保証されないとして、同性愛者団体が同性婚の合法化を求めていた。
12年に州議会は一旦、同性婚を認める法案を可決したが、共和党のクリス・クリスティ知事が拒否権を行使したため、同法案は成立しなかった。
しかし、連邦最高裁判所が6月に同性婚を認める判決を下したことを受け、同州マーサー郡の上位裁判所でも9月27日、同性婚を認める判決が下された。
同性婚反対派の知事は、最高裁判所に上訴。来年1月に上訴審理を行い、その確定判決が下されるまでの間、同性婚に対する受付開始を延期するよう州最高裁に求めていた。
だが州最高裁は18日、7人の判事が満場一致で知事の要求を却下。同性婚の受付は予定通り開始されることとなった。
州衛生局は先週、18日の最高裁の決定まで結婚証明書の発行を差し控えるよう各地方の役所に通達を出していたが、ニューアークやアズベリーパーク、ランバートヴィル、ロディ、レッドバンクの各市では、既に結婚申請書の受け付けを開始していた。
同州はこれで、米国国内で同性婚が認められた14番目の州となる。
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