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米食品医薬品局(FDA)がこのほど発表した輸入香辛料に関する調査によると、米国に輸入された香辛料の12%に、昆虫やネズミの毛などが混入していたことが判明した。
さらに輸入品の検査では、感染すると下痢や発熱を引き起こすサルモネラ菌も輸入香辛料の7%から見つかったとしている。香辛料からこうした不衛生な物質が見つかる割合は、一般の輸入食品の2倍に当たる。
ただし、香辛料が原因の健康被害はごくわずかで、過去37年間にこれが原因と思われる食中毒の発生は全世界で14件、人数にして2000人以下となっており、一般の食中毒と比較すると非常に少ない。
FDAはこれに関し、食中毒の症状が出た患者は、食べたものを列挙する場合、香辛料までは思い出さないことが多く、数字に表れないことが多いと指摘。また香辛料は他の食品に比べ摂取量が少ないため、感染に至らないケースも多いという見解を示している。
今回、異物の混入率が高かったのはインドとメキシコ産の香辛料だったが、こうした国では小規模農家や中間業者が、原料となる作物を不衛生な環境で保存・加工している場合が多く、その過程で混入する可能性が高い。
これを受け、インドでは業界団体などが農家に対する衛生指導を開始した他、FDAも生産設備の検査強化などの対策を検討している。
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