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ニューヨーク市のビル・デ・ブラシオ市長は3日、ブルックリン区ウィリアムズバーグのドミノ砂糖工場跡地の開発計画に関し、市側と開発業者のトゥー・ツリーズ・マネジメントが契約で合意に至ったと発表した。
契約内容によると、同社は今回のプロジェクトの総開発面積290万平方フィートのうち53万7000平方フィートを、同社は中低所得者層向けの手頃な価格の住宅用地とすることを確約している。計画では、建築予定である2300戸の住宅のうち700戸がこうした住宅に充てられることとなる。
市側はこの確約と引き換えに、計画を進めるために必要な許可証などを直ちに同社へ発行するとしている。
同社が当初、市側へ提出した計画書では、手頃な価格の住宅建設に充てられる土地は42万7000平方フィートとなっており、市側から追加の補助金が出された場合にはさらに7万平方フィートを追加することとなっていた。これに対し同市長は、追加面積を11万平方フィートとするよう同社に強く要求。今回、市側の勝利と言える契約内容となった。
デ・ブラシオ市長は市長選の公約に、中低所得者層向けの住宅を今後10年で20万戸増やすことを掲げていた。
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