2014年4月4日 NEWS

スニーカー発売で乱闘騒ぎ 警察が催涙ガス使用も

 スポーツ用品大手ナイキが3日、バスケットボールシューズの人気商品「フォームポジット」の最新モデルを発売。このシューズを手に入れようと開店前から店の前に並ぶ熱心なファンたちの間で、激しいもみあいが起きるなどし、警察が催涙ガスを使用する騒ぎとなった。
 トラブルが発生したのは、マンハッタン区ソーホーにあるショップSupreme。目撃者によれば、買い物客らが発売前日の2日夜7時ごろから店の前で列を作り始めた。3日午前11時になって店員が開店しようとしたところ、列の先頭にいた一部の客が大声を挙げてドアを押し開け、店に入ろうとしたという。これを見た他の客も入口に殺到して押し合いとなり、互いにもみ合うなど、店の前は混乱状態となった。
 警察は開店前からバリケードを設置するなどして混乱に備えていたが、実際に暴動が起きて数分後に現場に駆け付け、乱闘状態になっている購入客らに催涙ガスを散布したという。
 現場を目撃した人は、「死者が出るのではないかと思うほど激しい乱闘だった」「警察が催涙ガスや警棒を使っていて、まるで戦場のようだった」と証言している。
 この混乱により、同店では新商品の発売をいったん取り止めた。
 フォームポジット・シリーズのスニーカーは、コレクターの間で絶大な人気を集めており、高値で売買されている。今回発売予定だった新商品も、インターネット上などで元値の250ドルを大きく上回る1000ドルもの高値がつくことが予想されていた。
 なおニューヨーク市警察局(NYPDD)は、「催涙ガスが使用された」という情報についてはコメントを発表していない。現場にいた警官によれば、今回の騒動で負傷者は出ていないという。
 昨年12月にナイキのアイコン的存在である「エア・ジョーダン」の最新モデルである「エア・ジョーダン11レトロ・ガンマブルー」が発売された時も、ニュージャージー州などのスポーツショップで客同士がスニーカーをめぐり乱闘騒ぎを起こしている。

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