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マンハッタン区ミッドタウンのビル所有者が4日、事務所として貸したスペースを性転換者などに乱交の場として提供していたテナントを、同区の高位裁判所に提訴した。
東32丁目12番地のビルを所有するワン・アソシエイツLPは、同ビルの6階を事務所として賃貸する契約をバイトレアー社と結んだが、同社がこのスペースをトランスジェンダーや性転換者、女装家、男装家らの乱交の場として提供していることが発覚した。
同スペースには、シーツが吊るされ、仕切りを使い小さなスペースが作られており、パーティーや性行為を行う場として、トランスジェンダーや性転換者が利用者する複数のウェブサイトに広告が載せられていた。あるサイトには、「パーティーはすべてミッドタウンのプライベートなロフト内の個人またはグループ用のプレイエリアで行う。無料のコンドームと潤滑油、ソフトドリンク、スナック、クローク、ロッカー完備。酒類の持ち込み可」と書かれていた。
原告は、「賃借人は、賃貸借契約だけでなく、市の条例や州法など様々な法に違反し、スペースを違法性行為倶楽部として使用した」と主張している。一方、同社の経営者バネッサ・バンス被告(43)は、自分がトランスジェンダーであり、事務所外でその支援団体を運営していることは認めたが、起訴内容については否認している。
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