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非営利アパレル会社であるフェミニストアパレルはこのほど、ブルックリンとマンハッタン区に“No Catcall Zones(路上でのセクハラ禁止)”と書かれた50個の標識とステッカーを設置した。
標識には、何か言葉を発しているような人物2人と、猫のシルエットが描かれており、その下に“END STREET HARASSMENT(路上でのハラスメントを止めて)”とある。看板には昨今問題視されている、路上で女性に「お姉さんきれいだね」「セクシーだね」などと声をかけるセクハラ行為を止めさせるというメッセージが込められており、このプロジェクトは、路上でのセクハラ行為反対週間運動の一環だという。
ニューヨーク市では見知らぬ男性が路上を歩く女性に対し、外見をほめたり、野次を飛ばしたりする行為、いわゆる“キャットコール”が女性の気分を害するものとして度々話題に上り、昨年反ストリート・ハラスメント活動を行う団体、ホラバック(Hollaback!)がユーチューブに投稿した動画「10 Hours of Walking in NYC as a Woman」が大きな話題を集めたのも記憶に新しい。
気軽な声かけはニューヨーカーのフレンドリーさを象徴しているとも言えるが、女性をターゲットにしている、相手が不快に思っているということを考えれば、フレンドリーという言葉だけでは片付けられないようだ。
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