ブルックリンを拠点とする求人サイトのバンダナ(Bandana)はこのほど、同サイトを通じて仕事に応募した約150万人の動向を分析、ニューヨーク市で最も人気のある職種と雇用主のランキングを発表した。1位は、ニューヨーク市内の地下鉄とバス、メトロノース鉄道を管理・運営するニューヨーク州都市交通局(MTA)だった。abc7が8日、伝えた。

人気は“親方日の丸”な公共企業
ランキングでは公共企業のMTAとアムトラック(全米鉄道旅客公社)、地方自治体のニューヨーク市がトップ3を占めた。4位以降にはNYUランゴンヘルス、ニューヨーク州統一裁判所制度、コン・エジソン、ニューヨーク州労働局、マウントサイナイ病院、デルタ航空、MSGエンターテインメントが並んだ。上位10の雇用主のうち病院を含め私企業は4社にとどまった。
注目されているのは、派手さはないが生活の安定につながる公共部門の仕事だ。MTAでは線路作業員、事務補助、信号研修生などを募集しており、医療分野ではNYUランゴンヘルスやマウントサイナイで多くのポジションが出ている。バンダナによると、行政や公共交通、インフラ、医療といった都市を支える仕事に関心が集まっているという。
新人の初任給は6万ドル前後
背景には安定した給与、手厚い福利厚生、昇進機会、残業手当、年金制度を重視する求職者の傾向がある。線路作業員や事務職、裁判所職員、配車係、市の労務職など一見地味に見えるが、これらの職種は長く働くことで高収入や老後の安心につながる点が魅力。研修生や新人は年収約6万ドル前後(日本円にして954万円=1ドル159円で換算)からスタートし、5〜6年後には基本給が13〜14万ドル台に達する職種もある。
バンダナは、時給制や初級職の労働者を専門に支援する求職サイト。同社のアプリには自宅や最寄り駅を基準に求人を探せる位置情報検索機能もあり、通勤時間を抑えながら働き先を見つけやすい点も特徴。労働組合の仕事、見習い制度、技能職への入口としても活用が進んでいる。
日本人も挑戦できる就職先
英語力を伸ばしながら安定した収入を得たい人や、転職・再就職を考える日本人にとって、公共部門、医療、交通、インフラ分野は安定した就職先だ。永住権など就労可能なステータスを保持していることが前提だが、挑戦してみる価値はありそうだ。
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