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卒業シーズン真っ盛りの今、金融情報サイトのウォレットハブ(Wallethub)が新卒の大学生がキャリアをスタートさせるのに最適な場所を独自の調査を基に発表。ニューヨークは最低の都市の一つにランクインした。

ウォレットハブは、初級職の雇用機会、住宅の負担可能性、初任給の平均月額など25の指標に基づいて全米182都市を分析、100点満点のスケールで評価した。キャリアをスタートさせるのに最低の都市は、33.23点のハワイ・パールシティーだった。コネティカット州ブリッジポート(33.49点)、カリフォルニア州オックスナード(34.05点)に続き、ニューヨークは34.13点で下位から4番目ランクイン。逆に、成功のチャンスを最大限に高められる都市は、69.33点のジョージア州アトランタがトップ、フロリダ州オーランド(68.50点)、フロリダ州タンパ(65.26点)、テキサス州オースティン(63.38点)、フロリダ州マイアミ(61.69点)と続いた。アトランタの世帯収入の中央値は年間8.2%の成長率を記録しており、初任給は8万5400ドルに達している。
ウォレットハブのアナリスト、チップ・ルポさんは「大学を卒業して社会に出ることは困難でストレスの多いプロセスだが、一部の都市ではそのプロセスが他の都市よりもずっとスムーズだ。キャリアをスタートさせるのに最適な都市は、単に多くの就職機会があるだけでなく、大幅な収入増加の可能性や満足のいく労働環境を提供している。また、住みやすさや育児に適した場所かどうかといった要素も考慮することが重要。これにより、キャリア以外の生活における満足度を確保できる」と述べている。
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