ニューヨーク市はこのほど、信号機や一時停止標識のない交差点における一部規則を変更、施行した。交差点での事故を減らすのが目的。新しい規則では、ドライバーと自転車利用者は、歩行者が自分の車両を通り過ぎるだけでなく、歩道を完全に横断するまで停止して待つことが義務付けられ、違反者には罰金(150〜450ドル)が科される可能性がある。地元ニュースチャンネルのPix 11が14日、伝えた。

完全停止の義務化
ドライバーと自転車利用者は、横断歩道の標示があるなしにかかわらず、歩行者が完全に横断し終わるまで停止し、その状態を維持しなければならない。
適用範囲
全車線において適用。また、自転車利用者は交差点で歩行者用信号に従う必要がある。
適用の背景
ニューヨーク市では2023年、9万6567件の交通事故が発生、そのうち4万253件で負傷者、263件で死亡者が出た。事故原因としては、不適切な追い越し・車線変更が顕著な要因として挙げられた。優先権の譲渡不履行も4682件の事故原因となった。24年は9万1000件以上の交通事故が発生、そのうち4万件以上で負傷者が出た。歩行者の死亡者数は大幅に増加し121人が死亡、2023年比で21%の増加となった。25年は、重傷事故は増加したものの、死亡者数が過去最少(205人)となり、24年から19%減少した。同年第1四半期の時点で、運転中の不注意が依然として衝突事故の最大の原因となっており、同期間だけで5300件以上の事故がこれに起因していた。
事故多発地域
24年の交通事故件数はブルックリンが2万2781件で5区中最多となり、クイーンズが続いた。25年は、それぞれ、6241件と5641件の交通事故が発生しており、事故件数が最も多い区となっている。死亡事故が多発する交差点は、ブルックリンとクイーンズに多く見られた。傷害事故を専門とするチョプラ&ノセリーノ法律事務所のデータによれば、市内5区で最も危険な(事故が多発する)場所は下記。
Brooklyn: Flatbush Ave. Extension, Tillary St., and Atlantic Ave.
Queens: Van Wyck Expwy., Conduit Ave. Corridor, and Linden Blvd.
Manhattan: 2nd Ave., and E. 59th St.
The Bronx: Major Deegan Expwy., and W. Fordham Rd.
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