飛行機に搭乗する際、手荷物で機内に持ち込める液体は国内・国際線ともに1容器当たり100ml以下というのは今や常識。それが飲み物だった場合は、保安検査場(セキュリティーチェック)を通過する前に捨てるか飲み切らなければならない。しかし、米運輸保安庁(TSA)の規定を遵守すれば、ペットボトルの水を容量制限なしで持ち込むことができる。5月27日付トラベル・アンド・レジャーが伝えた。

「飲むか捨てるか」
セキュリティーチェックを通過する際、水のボトルは飲み干すか、ごみ箱に捨てるしかない——ほとんどの人がそう思ってる。でも実は、もう一つ方法がある。それが凍らせて持ち込むことだ。「液体は検査時点で完全に凍っている場合に限り、保安検査を通過できる」——TSA広報担当者
ポイントは「完全に凍っていること」
ここが一番重要なポイント。完全に凍っている状態であれば、容量は関係ない。大きいボトルでも通過できる。ただし、少しでも溶けていたり、シャーベット状になっていたり、底に液体が残っている場合は、通常の液体ルールが適用される。どうしても機内に持ち込みたい場合は、出発前夜から完全に凍らせておくこと。
3-1-1ルールとは?
きっかけは、2006年8月に発生したイギリス航空機爆破未遂事件。犯人グループは、スポーツ飲料などのペットボトルに過酸化水素水などの液体爆薬を隠し持ち込み、機内で混ぜ合わせて爆破装置を作ろうと計画していた。未遂事件後、世界中でセキュリティーチェックの根本的な見直しが行われ、TSAが現在も適用している「3-1-1ルール」が導入された。
・液体・ジェル・クリームなどは 100ml(3.4oz)以下の容器に入れること
・それらをまとめて クォートサイズ(約1L)の透明ジップバッグ1つに収めること
・大きい容器は 預け荷物に入れること
・重要なのは「量」ではなく「容器のサイズ」
※例外:薬や医療目的の液体、母乳・ベビーフォーミュラなどは、この規定の対象外。必要な量を持ち込める。
アメリカ入国便の場合は?
国外からのアメリカ到着便では、免税店で購入した100mlを超える液体を機内に持ち込む場合、次の条件を満たす必要がある。条件を満たせない場合は、預け入れ荷物に入れること。
• 販売店が発行した 透明な改ざん防止袋に入っていること
• 48時間以内の購入を証明するレシートがあること
• 袋に開封の形跡がないこと
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