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テニスを楽しむニューヨーカーがここ数年減少気味にあり、テニスコートがほとんど使用されていない状況に陥っている。
ニューヨーク市公園局が行った調査の結果、有料の市営テニスコートを利用するプレーヤーが約30%減少していることがわかった。とりわけ、年間パス購入者がここ4年間で43%減少しており、1時間パスの購入者も32%減っている。
このパス購入者数減少の主な理由は、コート利用料金の値上げだという。以前は100ドルだった年間パスが2010年に200ドルに値上げされてから、購入者は約1万人から7000人ほどに減った。また、1時間パスも7ドルから15ドルに値上げされた途端、同年に4万人ほどいた購入者が14年には3万人ほどに落ちた。
今月31日から全米オープンが開催され、毎年期間中はニューヨークの街全体が“テニス色”に染まる。同局のボブ・ガラフォーラ氏は、「国内のテニス人気を高めるためにも、ぜひ米国人選手に全米オープンで優勝してもらいたい」と述べている。
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