ホテル予約サイトのホテルトゥナイト(HotelTonight)が空の旅を経験した数百人を対象に実施した調査結果によると、機内で最も嫌われる行為は、はだしになることや座席交換の依頼ではなく、「ひじ掛けを独占すること」だった。旅行誌トラベル+レジャーが8月6日、伝えた。

着陸直後の「通路ダッシュ」も不評
調査によると、回答者の40%が、ひじ掛けを独占する乗客を最も迷惑だと感じていた。特に中央席では左右どちらのひじ掛けを誰が使うかが曖昧になりやすく、小さなスペースを巡る不満が生まれやすいようだ。
僅差の2位は、飛行機が着陸した直後に立ち上がり、通路を急いで進もうとする乗客で39%。シートベルト着用サインが消えると同時に荷物を取り出したり、前方へ進もうとしたりする行動に不快感を抱く人が多かった。この他、話し続ける隣席の乗客を27%、指定された搭乗グループより早く列に入る人を25%が迷惑だと回答。座席の交換を頼む乗客を挙げた人も20%に上った。
機内マナー以外では、32%が空港での遅延や欠航を旅行中の最大の不安として挙げた。手頃な価格で楽しめる旅行先を見つけることに悩む人は26%、飛行機と車のどちらが安いか判断に迷う人は23%だった。
旅行費を抑える工夫も
物価高や追加料金への懸念から、旅行者の行動にも変化が表れている。57%が旅行用の新しい服を買わず、49%は受託手荷物料金を避けるため、機内持ち込み荷物だけで旅行すると答えた。旅行先では45%が価格の安いレストランを選び、42%が宿泊費を抑えられる施設を探していた。一方、限られた予算で旅行を最大限楽しもうとする姿勢も目立つ。ホテルでレイトチェックアウトを頼む人は63%に上り、50%は無料の飲み物やプールなどの付帯サービスを積極的に利用。43%はチェックイン時に、無料で部屋をアップグレードできないか聞くと答えた。
座席の限られた機内では、わずかな振る舞いが周囲のストレスにつながる。ひじ掛けを譲り合うといった小さな気遣いが、互いの旅を快適にする第一歩となる。
















