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ニューヨーク市のタクシー・リムジン委員会(TLC)は、グリーンキャブの営業許可証(メダリオン)が13日より購入しやすくなったことを発表した。
TLCが10日に配信したリリースでは、「グリーンキャブの営業許可証を取得しよう!」と呼び掛けており、13日から緩和された購入条件を記している。2013年にグリーンキャブが導入されてからこれまで、許可証の購入は免許取得後少なくとも1年が経過した者に限定されていたが、13日以降は法改正により、1年未満でも購入可能となった。ただし、交通違反などによる罰金の滞納がないことが条件となる。価格は3540ドル(約37万5千円)。車両用許可証は1人1枚まで、車椅子対応車両用許可証は1人5枚まで購入可能だという。
グリーンキャブはマンハッタン区の東96丁目と西110丁目以北、ブロンクス、ブルックリン、クイーンズ区、スタテン島で客を乗せることができ、ラガーディア国際空港とジョン・F・ケネディー国際空港では予約客のみ乗せることが許可されている。
マンハッタン区以外でのタクシーサービスの充実を目的に導入されたグリーンキャブは、それまでアウターボローでタクシーを利用できなかった地域の人々から歓迎されている。
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