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14日付のニューヨーク・タイムズによると、米連邦検事局ニューヨーク東部地区が、シティー・カレッジ・オブ・ニューヨーク(CCNY)のリサ・S・コイコ学長とその家族、また、同大学が提携する非営利財団などの財政状態を調査していることが分かった。大学と同財団の弁護士の文書により判明した。
同紙は今年5月、コイコ学長が2010年に学長に就任した際、フルーツバスケットやオフィスに敷くラグの購入やハウスキーピングのサービスなど学長の私的な費用が、同大学が提携する非営利財団「21センチュリー基金」から支払われていたと報じた。その後、ニューヨーク市立大学(CUNY)の研究資金を管理する研究財団から約15万ドル(約1590万円)が返金されたものの、これらの資金のやりとりについて、当局が疑問視しているという。
同基金の弁護士は、学長ならびに学長の家族、家族と金銭的関係を持つ全ての組織や学部長などに文書を送達。連邦検事局から基金に対し召喚状が送達されたことを重要視し、基金と研究財団の資金の用途に関連する書類や情報を、改正することなく保存するよう命じた。
調査の目的の詳細などについては、まだ分かっていない。
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