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【7日付WWD】ファッションブランド「バナナリパブリック」がマンハッタン区の本社オフィスをカリフォルニア州サンフランシスコ市に移すことを発表し、従業員らは本社移転と共に引っ越すか、決断を迫られている。
同社は、昨年第3四半期の売上が約4億6700万ドル(約507億円)と前期より2.5%減少。業績回復を目指し本社をサンフランシスコ市のオフィスと統合、商品開発やデザイン戦略、広報、人材開発まで全ての業務を新しい本社で行うと発表した。しかし、移転に伴う従業員らへの影響は避けられず、112人が社を離れるものとみられる。同社は本社で働いていた全従業員にサンフランシスコ市でのポジンションを提示し、移転できない従業員には転職先を探すなどの支援を行う。
親会社ギャップ(GAP Inc.)のCEO、アート・ペックさんは「バナナリパブリックはグループの中でも歴史の長いブランドで、今後も成長し続けるためには大きな変化が必要だ」と述べた。広報担当は、「全部門を集結させることにより、よりクリエイティブな環境になる」とアピールした。
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