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【8日付ニューヨークポスト】短期リース制度を活用した新タイプのジムがニューヨーク市に初進出し、ジム業界に新しい風を吹き込んでいる。
マンハッタン区ローワーイーストサイドのバワリーに開業するジム「フィットハウス」は、最低60日の事前通知で賃貸契約を終了することができる「ショットガンリース」と呼ばれる制度を利用し、異例の早さでの事業拡大を目指している。15店舗を目標に、来月にはフラットアイアンやチェルシー、ソーホーにも次々とスタジオを構える予定だ。同ジムを経営するCEOのクレメント・ブノワさんは、21歳で最初の会社を立ち上げ、ジム業界にも進出した敏腕経営者として知られる。市進出に際し、「立地などが合わないと判断した場合は早急に撤退し、別の場所を探すことができる気軽さが、今後ジム事業を行う上では重要となってくる」と話す。
同ジムでは月額99ドル(約1万1000円)でヨガやダンス、ピラティスなどのレッスンが受け放題。競合他社より高い時給を売りに、優秀なインストラクターを集めている。また、各スタジオの建設費は約15万ドル(約1630万円)を予定、ブノワさんは既に投資ファンドから資金300万ドル(約3億2600万円)を集めたという。

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