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【24日付ニューヨークタイムズ】不動産仲介サイト、ストリートイージーは24日、2010年から18年の間にニューヨーク市内の賃貸住宅の家賃が平均で31%上昇したと発表した。
報告書によると、家賃が最も上昇したのはブルックリン区ディトマスパークおよびプロスペクト・レファーツ・ガーデンズで45%、ベッドフォード=スタイベサントは41%だった。同区クラウンハイツ、マンハッタン区インウッド、同区ハミルトンハイツが39%、ブルックリン区ミッドウッド、同区フラットブッシュが38%、マンハッタン区ワシントンハイツが37%、ブルックリン区ブライトンビーチが37%と続いた。
一方、上昇率が低かったのは、15%のクイーンズ区リッジウッド、16%のマンハッタン区セントラルパークサウス、同区ミッドタウンなど、10年の段階で既に家賃が高い地域だった。同区グラマシーパーク、アッパーウエストサイド、ブルックリン区ダンボなども21%にとどまった。
報告書をまとめた同サイトの上級エコノミスト、グラント・ロングさんは、「市内の要所までの交通の便が良く、10年当時、割安感のあった地域で値上がりが激しい」と指摘。家賃が上昇するにつれ、不動産市場の「人気地域」は、ブルックリン区で南進、マンハッタン区で北進する傾向を見せているという。
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